炭水化物ダイエットのデメリットを知っておこう

簡単で効果が出やすいと話題の炭水化物ダイエットですが、やり方によってはデメリットもあります。デメリットを知って、正しい炭水化物ダイエットを始めましょう。

ご飯を食べる女性

監修:
24/7Workout パーソナルトレーナー
岸本拓(Kishimoto Taku) 年齢:25歳 身長:176cm 体重:64〜66kg

今では週に5日のトレーニングを行い、野菜と肉、魚を中心とした食事を心がけ、自分自身でボディメイクに本気で取り組んでいるトレーナー。
培った知識と経験を元に、炭水化物をコントロールする食事法、また個人に合ったトレーニング指導を行い、多くのダイエッターを理想の体型に導く。

よく言われる炭水化物ダイエットのデメリットとは

炭水化物(ごはんやパンなど)を抜くことで糖質制限を行う炭水化物ダイエット法は、デメリットは糖質が足りなくなることによる体の異常、そして脂肪燃焼する際に起こるダイエット臭などになります。

1.集中力が低下してぼーっとする

炭水化物を制限することで集中力が低下したり、頭がぼーっとしたりすることがあります。
これは摂取カロリーが足りていないとよく見られる現象です。特に、脳は糖質をエネルギーとして活動しているため、急に糖質の補給をストップすると働きが鈍ることがあります。

集中力低下

2.体臭がきつくなる

炭水化物ダイエットを開始して数日経つと、体臭が油や汗のようなにおい・甘酸っぱいにおいなどに変化することがあります。
これは、炭水化物制限によって体内からエネルギー源となる糖が減少し、代わりに中性脂肪を分解してエネルギーとして使われ始める時に発生するにおいです。 炭水化物ダイエットの初期は一時的に体臭がきつく感じられることがあります。

におい

3.病気のリスクが増える

「炭水化物以外は何でも食べて良いという方法」をとっている人が陥りやすいポイントです。減らした炭水化物の食事量を他の食べ物やおかずで補おうとして脂質や塩分を過剰摂取した結果、成人病や高血圧のリスクを上昇させてしまうというものです。
タバコを吸う方は空腹感から本数が増え、肺の健康を損なうという危険性もあります。

デメリットの解決方法は?

では、このようなデメリットを解決するための方法をいくつかご紹介します。

1.集中力の低下は?

先ほど「炭水化物ダイエットの初期は体が中性脂肪をうまく使うことができない」とご説明しましたが、数日が経過すれば体は中性脂肪をエネルギーとする状態に慣れてくるため、徐々に頭がすっきりしてきます。 つまり、少々つらい思いをするのは最初の数日間だけということ。ぼんやりしてしまうのが心配なのであれば、ダイエットの開始日を週末に合わせるなどの工夫をすると良いでしょう。

2.体臭対策は?

集中力の低下と同じく体臭も数日経てばだんだんと軽減されていきます。 においが気になる間は柿渋や炭、クレイなどの殺菌・防臭成分が配合された石鹸を使ったり、消臭効果のあるサプリメントを飲んだりしてみるのがおすすめです。 野菜、海藻類、きのこ類、豆類、お茶類など、体内をアルカリ性に傾けてくれる食品を積極的に摂ることも対策になります。

3.病気のリスクが増える

炭水化物を減らした分だけ他の食品を食べたいのであれば、塩分や脂肪分の少ないものを選ぶようにしましょう。
たとえば、脂肪分の多い乳製品や、保存のために塩や砂糖がたくさん使われる市販のお惣菜はできるだけ避け、何となく口さみしい時には野菜スティックやノンカロリーのものをつまむなどの工夫をします。その際にもドレッシングやしょうゆ、マヨネーズなどの使い過ぎには注意しましょう。

正しい炭水化物ダイエットとは

正しい炭水化物ダイエットを行えばきちんと効果が出るだけでなく、デメリットの解消にもつながります。 炭水化物ダイエットの正しい方法を以下でご紹介します。

ガッツポーズ

炭水化物をカットするだけではNG

炭水化物=ごはん、麺類、パン類などの主食だけ、と思ってはいませんか? 炭水化物は体内で分解されて糖に変わるため、正しい炭水化物ダイエットでは「炭水化物=糖質を減らす」という考え方をします。 日持ちや口当たりを良くするために糖分が配合されることの多い加工食品や、衣が炭水化物である揚げ物(油も多く吸っているため二重の意味でダイエットにはNGです)、いもやレンコンなどの根菜類も避けるようにしてください。

最初の3日だけ糖質を完全にカット

上記を踏まえ、最初の3日間だけは糖質を完全にカットします。なぜかと言うと、体内から糖質のストックがなくなり、脂肪を分解し始めるまでにはおよそ3日という日数が必要だからです。 体が体内の脂肪をエネルギーとした状態に切り替わってからは徐々に糖質を摂ってもOK。と言っても、反動でごはんをドカ食いするなどというのはもっての外です。きちんと消費できる範囲の量にとどめておきましょう。

食事制限だけでは成功しない

脂肪代謝になってからは“消費できる量の糖質”であれば徐々に摂取しても良いとお話ししましたが、それには基礎代謝を維持していることが最低限の条件となります。基礎代謝が落ちた状態で糖質制限を解除してしまうと、一気にリバウンドしてしまう恐れがあるからです。 基礎代謝を維持するのに不可欠なのは「筋肉量を減らさないこと」。そのためには、糖質の制限と並行して筋トレも行うようにしましょう。筋肉量を保つということは脂肪燃焼効率を落とさないということにもつながるため、ぜひ実施してください。

炭水化物や糖質、体内の仕組みについて知識がないまま自己流で始めてしまうとリスクが伴う可能性もある炭水化物ダイエット。 しかし、正しく実施すれば健康を損なわずに効果的に体脂肪だけを減らすことができるため、メリットの方が大きいダイエット方法であると言えるのです。

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